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2020.04.07

世界一美しい響きを!日本が誇る格式高き「サントリーホール」

サントリーホールは、コンサート専用のホールとして生まれました。
サントリー株式会社の社長によって、1986年に誕生したサントリーホールは、世界中から著名な演奏者や指揮者を迎え、日本で随一の格式を誇るホールです。
今日は、ニュースなどでもよく耳にするサントリーホールについてご紹介いたしましょう。

「世界一美しい響きを」をモットーに建設されたホール

サントリーホールは、1986年10月にサントリー株式会社二代目社長であった佐治敬三氏によって実現されました。
佐治社長は、サイエンスを重要視し同社を不動の地位に押し上げた人として知られています。同時に、音楽への深い愛情をもった企業人でもありました。また、サントリーという会社自体、創業当時から「企業の利益は社会に還元されるべし」という信念を持っていました。これが、二代目社長による音楽ホールの造成というプロジェクトにつながったのでしょう。

サントリーホールのモットーは、「世界一美しい響き」。
サイエンスに造詣が深かっただけに、佐治社長の音楽ホール造成プロジェクトもありふれた設計に終わらず、日本で初といわれる「ヴィンヤード(ブドウ畑)形式」を採用しています。佐治社長は、ホール造成に当たって第一線で活躍する指揮者や演奏家のみならず、各分野で活躍する音楽愛好家の意見を広く取り入れたといいます。
なかでも有名なのが、絶対的な人気を誇った指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンでしょうか。そのため、サントリーホールはカラヤンが設計に参加したというベルリンのフィルハーモニーホールとよく似ていると評されます。
実際、ヴィンヤード方式を強く推進したのはカラヤンでした。

ヴィンヤード形式とハーモニーをなすかのように、ホール内にはブドウのモチーフがあふれています。西洋では、ポジティブなアレゴリーとされるブドウの意匠は、サントリーホールにさらなる格式を与えたといってよいかもしれません。

ヴィンヤード方式のホールとは

サントリーホールは、大ホールと小ホールから構成されています。
大ホールのヴィンヤード方式はとくに有名で、佐治社長がこだわった音への思いが視覚からも感じることができる非常に美しいホールです。
座席数は2006。
座席はぶどう畑、ステージは太陽となぞらえて、太陽の光がさんさんとぶどう畑である観客席に降り注ぐという趣向になっています。
音響においても視覚においても、ステージと座席が一体感を感じることができる唯一無二のホールなのです。
三角錐の側壁、内側に湾曲した天井などなど、音響に関しては最高レベルのテクノロジーが配されています。囁くようなピアニッシモの音さえも観客席の隅々にまで届くように、あらゆる実験が行われホールに実践されました。
また、いかにもサントリーらしく、壁面の内装にはウィスキーの貯蔵樽と同じくオークの木が使用されているため、木材の優しさがホール全体を包み込むようになっています。これ以上ない臨場感を、美しい環境の中で堪能できるというのがサントリーホールの特徴といえるでしょう。音という宝石を内包した美しい宝石箱、それがサントリーホールなのです。

他とは一線を画する特異な価値を持つサントリーホール

サントリーホールは、当初からクラシック音楽に特化したホールとして建設されました。
音に徹底してこだわった建築方法が、それを証明しています。
さらに、ホール内には訪れた超集客のためのさまざまな工夫が施されています。
たとえば、クラシック音楽のコンサートを日本に根づかせたいとの思いから、開演前や休憩中にお客さんがリラックスし歓談できるようなサービスを提供しているのです。
サントリーホールの設計を担当した安井建築設計事務所によれば、休憩中に優雅にワインを楽しみつつ歓談するというライフスタイルによって、音楽と味覚が相互作用を起こすことを狙ったのだそうです。五感への複合化戦略というわけですね。
まさに、聴衆が最もよい環境でクラシック音楽を堪能できるよう、ディテールにまでこだわった建築といえるでしょう。
サントリー株式会社と安井建築設計事務所は2019年、「サントリーホールの施設運営を通じた⻑年にわたる⾳楽⽂化への貢献」を認められて、日本建築学会賞を受賞しています。

世界でも名高きサントリーホール

現在、クラシック界の第一線で活躍する演奏者や指揮者にとっても、サントリーホールに立つことはひとつのステイタスになっています。
海外でも、「日本でサントリーホールに立った」といえばその人の実力を証明する条件のひとつとされているためです。
著名な演奏家や指揮者が雲霞のごとく登場するために、皇室のかたがたのサントリーホールへのお出ましが多いのは当然かもしれません。

しかし、創設した佐治社長はまずなによりも、クラシック音楽が文化としてわたしたち一般人に浸透することを願っていたのではないでしょうか。
隅々にまで配慮を施したホールを見ると、佐治社長のそうした強く優しい思いが伝わってくるようです。

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